【あなたは考えてる?】子供にバイリンガル教育を始める前に何を考えなければいけない?

バイリンガル子育て
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子供をバイリンガルにしたい、バイリンガル教育を始めたいと思ったときに、まず考えなければならないことがあります。子供にどこまでのバイリンガルレベルを求めるのか、どうやって、どんな方法でバイリンガル教育を進めていけばいいのかをご紹介します。

 

はなちゃんママ
はなちゃんママ

小学校で英語教育が始まった時に困らない程度に、英語を学ばせたいかなぁ。

ゆうくんパパ
ゆうくんパパ

英語を喋れたらかっこいいよなー。

あかちゃんママ
あかちゃんママ

まずはバイリンガルレベルについてご紹介し、バイリンガル教育を進めるために考えておかなければならないことをご説明しますね

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子供にバイリンガル教育を始める前に、何を考えなければいけない?

  皆さんは、お子さんにどこまでのバイリンガルレベルを望んでいますか?それについて、深く考えて実践していますか?ルールを決めていますか?まずお子さんに「おうち英語」や「英語学習」を始めようと思ったなら、バイリンガル教育についてしっかり考えてみましょう。

なぜ子供をバイリンガルにしたいのか考えよう

  まず、あなたはなぜ子供をバイリンガルにしたいのか明確な理由がありますか。「なんとなく」、「他の人たちもやっているから」、「英語ができるとかっこよさそう」……人によってそれぞれあるかと思いますが、曖昧な理由だと継続するのは難しいです。

あかちゃんママ
あかちゃんママ

どうしてあなたはお子さんをバイリンガルに育てたいのか、今一度じっくりと考えてみましょう

子供のバイリンガルレベルの目標を定めよう

  お子さんがどの程度日英バイリンガルにさせたいのか、目標を決めましょう。日常会話程度が話せればいいのか。英語の歌や映画を聞いたり、理解したりできるレベルにしたいのか、海外の大学に留学できるレベルにしたいのか、仕事で使えるぐらいにさせたいのか。これによって、お子さんに対しての英語の取り組みも変わってくると思います。

あかちゃんママ
あかちゃんママ

お子さんの資質や特性もありますので、それを見極めることも大切です

子供のバイリンガル教育ルールを決めよう

  たとえばパートナーが外国人の場合は1親1言語を守るとか、英語時間には絶対に日本語を使わないととか、子供が英語に日本語を混ぜて使った時にはそれを英文に直して繰り返すとかいった各家庭でのバイリンガル教育ルールを決めて、必ず守るようにします。

あかちゃんママ
あかちゃんママ

ルールを決めていないとなぁなぁになってしまったり、ルールを決めても守ったり守らなかったりすると、そのうちどんどん英語学習から離れていくきっかけにもなります

子供が英語学習を拒否した時にどうするか考えておこう

  幼少期はただわけもわからず親がかけるままに英語の歌を聞いたり、動画を見たりしますが、自我が芽生え、意思が確立してくると、日本語の歌やアニメを聞いたり見たりしたいと言われたり、英会話スクールに行きたくない、英語学習をしたくないと言い出すこともあるかもしれません。そうなった時に、自分の意思をなんとしてでも押し通すのか、それとも子供の意見を尊重するのか、それとも条件を出してこのレベルに達したらやめてもいいとするのか……子供が英語学習を拒否したときの対応を考えておけば、そうなった際にある程度自分の考えが固まっているため、迷いが少なくなります。

あかちゃんママ
あかちゃんママ

この時、パートナーとあらかじめ話し合っておくことも大事です。そうでないと、ママは英語を続けさせようとし、パパはもうやめてもいいと言い、子供はママを非難することになりかねません

はなちゃんママ
はなちゃんママ

子供のバイリンガルレベルの目標を決めるっていっても、どんなレベルなのか分からないんだけど……

あかちゃんママ
あかちゃんママ

バイリンガルレベルの分け方はいくつかあって、細かく分けることもできるのですが、ここでは分かりやすく3つに分けて説明しますね。

バイリンガルレベルは大きく分けて3つ

話し言葉レベル

  日常会話程度の英語が話せる状態ですね。日本語と英語の両言語で「生活言語」ある「聞く・話す」ができるレベルとなります。

あかちゃんママ
あかちゃんママ

ネイティブの子供ですと、だいたい小学校低学年までに身につけます。それまであまり喋れなかった子供でも、幼稚園に入った途端グッと聞いたり、話したりできるようになります

読み書きレベル

  「読み・書き」ができる、一般に「学習言語」と呼ばれるレベルになりますです。小学校でいえば3・4年生あたりから必要になる言語能力となります。「生活言語」を超えた内容の文章を読んで理解し、それに応じた書く力も要求されます。第1言語だと「聞く・話す・読む・書く」といった4技能の基礎は12歳前後で完成するといわれています。

あかちゃんママ
あかちゃんママ

母語の基盤をしっかり作りながら、第二言語、第三言語の学習をしないと、どの言語も中途半端になってしまうので注意が必要です

バイカルチャーレベル

  言語のレベルを超え、それぞれの文化を身につけたレベル。外国に住む日本人、ハーフ、ミックスや日本に住む外国人、ハーフ、ミックスが「アイデンティティー・クライシス(自分は何者なのか、どういう存在なのか分からなくなり、精神不安を招くこと)」に陥りにくくするには、自分のもっているバックグラウンドの言語だけでなく、文化や歴史、イベント、習慣、人々に触れることが大切です。これは、日本で暮らす日本人のお子さんにはあてはまりませんが、その国の文化や歴史、習慣等を知ることは言語を学ぶことと同じくらい大切だと思います。そういったことを知っていれば、留学したり、外国人と話をしたりした時に、前もって持っている知識によって、より相手を理解しやすくなります。

こちらの英会話レベル評価基準では10段階に分けて紹介されていますので、こちらもご参照ください。

 

あかちゃんママ
あかちゃんママ

英語を話す人々のカルチャーまでも学ぶことで、お子さんもよりいっそう英語に興味をもってくれるかもしれませんよ♪

まとめ

お子さんにおうち英語を始めてみよう、バイリンガル教育をしようと考えた時に、どうして自分はそれをしたいと思うのか、それによって子供にどんな有益なことがあるのか、そのためにはどうしたらいいのか等を具体的に考え、決めておくことによって目標が見え、途中で飽きたり、挫折するのを防ぐことができます。英語習得に必要な時間は2000〜3000時間といわれ、長い期間に渡りますので、子供だけでなく親にとっても相当な負担となります。しっかりとした考えと目標をもって取り組みましょう。

あかちゃんママ
あかちゃんママ

お子さんの好きなことや興味のあることに英語を絡ませながら、長期間に渡って英語学習を継続していけるといいですね!

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